脱サラして居酒屋を開業しました〜2号店オープン?
脱サラから居酒屋を開業して、22年目に突入しました。
今では、その他のビジネスや副業もしておりますが、
決して順風満帆だったわけではありまどうするせん…
ピンチの方が多かったです。
そんな経験談を書いていきたいと思います。
今回の話が持ち上がった経緯としては、
ただ単純に…
あったことから始まりました。
私は、2号店なんて…考えは…
その時は、まったくありませんでした。
最初の店ですら、まだオープンして2年足らず…
しかも、お金に余裕なんかまったく無い…
1号店でいっぱいいっぱいな状態。
私のお店から歩いて10分ほどの場所にあった
洋風居酒屋の跡地。
商店街の中です、商店街と言っても田舎ですので…
皆さんが思うような賑わっている商店街ではありません…
よくある、昼間はシャッター街、夜は飲み屋街という商店街です。
数か月の間、空きになっており中身はそのまま。
小さいお店ですが、初期費用はほとんどかかりません。
悩んだ挙句…
幸い、その頃は、スタッフには余裕がありましたので、
お店自体は何とか回せるだろうと。
多少の内装などは、自分たちで直し、
初期費用はほとんど、かからずに済みました。
ですが、結論から言うと…
失敗だったのかなぁ…と。
今、考えると…そんな気がします。
赤字にはならなかったですが、売り上げもあまり伸びず…
簡単に言うと…喧嘩ですね…
くだらない喧嘩です…
しかし、ある程度、大人になってからの喧嘩というのは…
子供のころの喧嘩と違い、ある意味、質が悪く…
私的には体力、気力ともに疲れた2号店になってしまった感が…
最後のころは、1号店が終わり、2号店に向かう時…
よく吐き気に見舞われたのを覚えています…
お店のコンセプトづくりの大事さやスタッフの育て方など、
良い部分、悪い部分も経験できたのかもしれません。
あくまで、今思えばです…
その頃の私は、煮えくりかえっていましたけど…
1号店、2号店もとりあえず営業を続けてはいるけれど…
そして、プライベートでも…
離婚…が決まりまして…
理由は伏せておきますが…色々あった訳です…
この時、30歳前半でしょうか…
30代…ある意味、私が精神的に一番荒れていた時期かも
しれません…
自分では思っていなかったかもしれませんが、
おそらくひどかったと思います。
行き詰まりを感じ…離婚も決まり…
そんな時でした!
今でも本店として18年続けている店の話が、
ひょんなところから持ち上がるわけです。
今まで、数店舗のお店やテナント、アパートなど、
色々としてきましたが。
何だか、大家さんなど周りから話が持ち上がる事が
非常に多いわけでして。
とても、有難いことですが。
そのぶん、プレッシャーもあったりします…
今や本店になっているそのお店。
その頃の、私からしたら高嶺の花のようなお店…
元々、知人が営業していたお店。
当時とすればもの凄く、ハイセンスな一軒家のお店。
今でも、お洒落な方だと思います。
駐車場も広く、店も個室とアールがかかったロングカウンター。
お店の規模も1号店の倍以上…
その分、家賃も倍以上…
当時の私からすれば…破格のお家賃…
事情で、知人は営業しないことが決まったらしく。
仕入先で、そのお店の店長さんに話を聞いたわけです。
てな具合で、知人にすぐ連絡し、
家賃などの細かい内容を聞いて、検討する時間を頂きました。
この決定が、今までで1番悩んだかもしれません…
当時の常連さんや友人に相談したりもしました。
が、10人中10人…ほとんどが反対意見…
賛成意見は1~2人…
言葉には出なかったですが、その言葉の後には、
「お前には」という単語が聞こえてくるようでした…
もちろん、皆さん、心配しての言葉なのですが。
もちろん、私も…まったく自信などありませんでした。
しかし!
反対されると…メラメラと燃えてくる厄介な性格。
そんな気持ちで移転する事を決めたのを覚えています。
この話が持ち上がった3か月後には…
新規オープンしていました。
そして、今現在18年続いております。