雇用調整助成金の延長が決定されました
当初、令和2年9月末までだった、
「雇用調整助成金」の特例措置。
まず、最初に令和2年12月末までに延長され、
今回、令和3年2月末までの再延長が
厚生労働省より11月27日に発表されました。
これに加え、「緊急雇用安定助成金」と
「新型コロナウイルス感染症対応休業支援金・給付金」
も同じく再延長されるようです。
2:緊急雇用安定助成金
3:新型コロナウイルス感染症対応休業支援金・給付金
以上の3点が、従来の令和2年12月末から
来年、令和3年の2月末までの延長に。
経営者にとっては、そして従業員にとっても
良いニュースだと思います。
1の「雇用調整助成金」は雇用保険に
入っている従業員に対してのもの。
新型コロナウイルスの影響によって、売上高などが
1か月5%以上低下した事業者が、休業手当を支給して
従業員を休ませた場合、その費用を助成してくれるものです。
助成率は中小企業で100%である10/10、大企業で3/4です。
1日当たりの上限は15,000円。
上限額も最初より増額されましたね。
2の「雇用安定助成金」は、雇用保険に属していない従業員や
アルバイト、パートさんに対する休業手当です。
3の「休業支援金」は勤務先から休業させられたが、
休業手当を受けられない労働者が、
直接、申請を出来る支援金給付制度です。
休業前賃金の80%で1日上限11,000円。
以上が、令和3年の2月末まで再延長されたわけです。
かくいう、私の会社もこの助成金をコロナ禍になってから、
毎月、申請しております…
やはり、従業員、スタッフあっての会社、お店ですので。
従業員の生活は、出来るだけ守っていきたいです。
申請も簡略化されていますので、従来よりは
ずいぶんと提出書類が少ないです。
提出先であるハローワークも以前よりは、
空いてきていると思います。
最初のころは…
申請がまだという方は、申請をオススメします。
まだまだ、コロナウイルスの終息は見えません…
飲食業界もかなり厳しい状況になっております…
心が折れそうになることもしばしば…
しかしながら、生き残りをかけて、
やれることをやるしかありませんね。
雇用調整助成金に関する、以前の記事を下のリンクに?