タフ(強く)でなければ生きていけない、優しくなければ生きる資格がない
アメリカのハードボイルド小説家、脚本家である、
レイモンド・チャンドラーの最後の作品。
「プレイバック」の中で主人公のフィリップ・マーロウが言った言葉です。
別の小説の作品中にも、名言が多数あります。
仕事柄もありますが、この年になると頷けます。
などなど。
しかしながら、英文の小説。
翻訳する方によっては解釈に多少の違いがあるようです。
「タフ(強く)でなければ生きていけない、優しくなければ生きる資格がない」
格好がいい男ってこういう男なんじゃないかと
勝手に思ったりしています。
大人な対応が出来る、成熟している。
人間関係、仕事全般において、この言葉が
私の中で重要な言葉になっている気さえしています。
もしかすると、諦めの部分もあるかもしれませんが…
非常に難しく厳しい世の中…
大変なことも多い…
病みそうになることも多々…
タフ、強くなければ生きていけない…
でも、強いだけだと…
一人の男として目指したいです。
若かりし頃、「ホットドック・プレス」という雑誌に、
北方謙三さんという、やはりハードボイルド作家の人生相談
「試みの地平線」
というものがありました。
時代でしょうが…
今では考えられないくらい過激な答えが多かったです。
北方謙三さんもレイモンド・チャンドラーに憧れてと、
勝手に解釈していたんですけど、
本人は全然知らなかったようです…
「タフで(強く)なければ生きていけない、優しくなければ生きる資格がない」